F.L.ライトの住宅に見る
空間構成と形態のバリエーション(2)

W.J.ミッチェル著『建築の形態言語』(鹿島出版会)に基づいて構成

 

さて、前ページの3つの住宅の空間構成のダイヤグラム(図式)はどうなりましたか?

おそらく下図に近いものになっているでしょう。

 

 

ライフ邸、ジェスター邸、サント邸の空間構成は上記のダイヤグラム通り、全く同じものと言えます。一方、形態構成の原則は、それぞれ、□、○、△となっています。つまり、空間構成は同じでも、形態的には全く異なる空間をつくりあげることが可能なのです。「空間構成」とはこのように極度に抽象化されたものなのです。

それが「空間構成」という捉え方の重要な点です。

この空間構成から「事務室」の部分を取り去って、どこにでもありそうな住宅をつくってみました。

 

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