F.L.ライトの住宅に見る
空間構成と形態のバリエーション(1)

W.J.ミッチェル著『建築の形態言語』(鹿島出版会)に基づいて構成

フランク・ロイド・ライトは日本では帝国ホテルによって有名ですが、優れた住宅作品(代表作=落水荘)を残しています。

ここでは、1940年前後の3つの住宅の空間構成を見てみましょう。

ライフ邸
1938年

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ジェスター邸
1938年

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サント邸
1941年

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これらは一見、それぞれ異なる空間に見えるでしょう。ところが、空間構成を図式で表現するとどうなるでしょうか? 試してみてください。

 

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